代休の為、休日。
博愛博+最終公演の為、上京。
3時ごろ、東京駅着、そのまま渋谷へ。
渋谷のタワレコにずっと探していたCDがあると分かったので。
平日の昼間だというのに渋谷はえらい人。
タワレコの前では
ウインズだかのイベントをやっていて
女子学生がごったがえしていた。
アイドル関係にはとんと疎いので、素通りして店内に入ろうと思ったが
特大パネルで記念撮影をしている女子学生に阻まれ
中々中に入れてもらえなかった。ぐぅ。

さて、念願のCD(ナンバガ向井が参加したインディーズのオムニバス)と
友達が地元で探して未だ見つからないと嘆いていた
オータムストーンのアルバムを買った。
12/25に出るグループ魂のCDに
向井が参加することを知り、予約しようかと思ったが
自分は東京在住ではないことを思い出し事なきをえる。
ま、28日にもう一度上京するので
予約しても問題はないのだが・・。

誰がなんと言おうと、今回だけは絶対にスニーカーを買うと心に決めていた為
その足でABCマートへ。
目当てのスニーカーはすで製造中止の疑い。
結局4軒ほどはしごしたけれど
見つけられなかったVANSの緑テイクオフ。
そして気がつけば、私が決めた地方人があまり行ってはならない場所第二位である渋谷センター街にいた。(もちろん1位は歌舞伎町:田舎者故、独断と偏見です。)
ひええ、という動揺を隠しつつ行動。
動揺を隠す=仏頂面になる、ということ。
方々から私に話し掛けてくる声。
センター街に知り合いなどおらんので完全無視。
中でもしつこいのが独りいて
「ねぇ、どこの沿線に住んでるの?何線?」
と、あまりにしつこいので、瞬間キレて
「静鉄!」
と叫んで速攻逃げた。
静鉄とは静岡鉄道のことで、東京人が知るよしもない地元ローカル線。
更に言えば、私はその沿線じゃないのだが、このさいどうでもいいだろう。

それにしてもやっぱりセンター街はいけ好かない。

スニーカーは諦め、今度はマフラーを探す。
パルコを何軒かのぞいたけれど、めぼしいものはなかった。
渋谷を見切り、原宿へ。
特に意味はないが、近いから。
原宿に行ったら、行くのはフォレットだけで
フォレットに行ったら見るのはアースだけで
アースに行くと、買ってしまうトレーナー。
今回も良い買い物をした・・・・・あれ、マフラーは・・。

小さいことは気にせず、そろそろ武道館を目指す。
ここで私は大いなる勘違いをして
総武線で水道橋へ。
そこで、友達から電話。
「いまどこにいる?」
「水道橋」
「え?」
「あれ、武道館の最寄駅って水道橋じゃなかったっけ?」
降りてみてわかりました。
私はどうやら武道館と東京ドームを勘違いしていたようで。
ちなみに本日、ドームではスーパーボール開催。
それはそれで見たかった。

とりあえず方向だけ友に聞いて九段下まで歩く。
つたない脳内地図をふる活動、と言ってもまっすぐ歩いて、一回曲がっただけだけれども。
とにかく15分ほどして武道館到着。

橋の途中、凍える寸前で友と合流。
お互い色々あってうかない顔をしていた。

売店でたこやきと鶏からあげを買う。
もちろん酒はなし。当たり前。当然。言うまでもない。

開演15分前ぐらいで会場入り。
後方だと思い込んでいた席は、以外にもど真ん中の10列目ぐらいだった。

開演。

すっかり中村さんに持っていかれた2時間。
永遠なるもの、そして最後のロックンロールは圧巻だった。
途中なんども中村さん自身涙ぐむ場面なんかあったりして
私としても感慨深げだった。
ライブはやらないといっていた人が武道館に立っている。
「人を好きでよかった」という台詞が胸をついた。
私には、まだその言葉を言えない。
今、中村さんの見ている世界を早くつかみたいと思うが、しばらくは難しそうだ。
計らずも中村一義生涯初のライブツアーで
初日仙台、そして最終日武道館を見ることが叶った。
それだけで、とりあえずは幸せと思おう。

新幹線最終で帰宅。
東京タワーを見送りながら、
幸せがじょじょに現実に帰るのを感じた。
明日は再び仕事。作り笑いと胃痛といらだちの毎日。

愛が全ての人たちに降りそそぎますように。
さあ、舞い上がれ。願いを言え。
街を背に僕は行く。犬や猫のように。

そうだ。
僕は死ぬように生きていたくはない。

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