本日は休日出勤。

今日は普段ではシフト合致しない先輩だったものの
仕事はまあ順調。大したトラブルもなく定時より早く帰宅。
お昼にパシリまがいのことをやらされたが
(自主出勤してきた営業の昼ご飯の買出し)
この際気にしないことにする。ちゃんと、もとは取ったし。
帰り際、猫娘のように倉庫に潜入。棚からめぼしいダンボールの空き箱を物色。なんなく見つかる。
当初訝しげな目で見ていた営業たちも私が身振り手振りで事情を説明するとなんなく了承を得られた。と、いうより、そもそも処理される資源ゴミをわざわざ持ち帰るのだから、文句を言われる筋合いは無かった。最初から。
「お前なんか中辛で充分だ」
と某メーカー麻婆豆腐中辛のダンボールをごそっと頂いてもどう対応して良いかまったくわからず。
とりあえず数枚のダンボールをそれなりに畳んで自転車の荷台にくくり付けてみた。滑稽である。こんな姿にされて私の愛車も悲しげだ。
そのまま自宅までの道のりを爆走し、今度は待ち合わせ場所の某ゲームセンターまで自転車を走らせた。

街には浴衣娘&甚平男達が溢れていた。静鉄バスが列をなして道を占拠。中はもちろん満員の人だ。

安倍川花火大会。地元ではかなり有名な大イベントが本日行われた。
安倍川の花火は毎年、高校時代の友人達ととある穴場で見ることが決まっていた。
ダンボールは、ごつごつした石コロだらけの川原に座っても痛くないようの敷物として使用する。
快適な花火鑑賞の為に、以前からの反省点を綿密(?)に打ち合わせした結果、メンバーそれぞれに役割が与えられ、私はダンボール係になったわけである。たかが花火大会、されど花火大会。うちらはさも下らないことに頭を使うことを常としていた。

さて、今年も待ち合わせ場所まで散々迷子になった。ダンボールをくくりつけた自転車で街を彷徨う。
やっとたどり着いた頃にはとっぷりと日も暮れて、良い花火大会の宵となっていた。
会場からは離れている為、仕掛け花火こそ見えないがかなり広いスペースが占拠できる毎年恒例の場所。最初は穴場的場所だったここも年々人が増えてきている。
盛大な打ち上げ花火が連続してあがり
私等の宴会も始まる。事前の打ち合わせの結果か、今回は飲み物も料理もかなり充実したものになった。
さて、私が勝手に名づけた新作花火「もや」
一度花火が開いた後、続けてぼやっとしたものが開く不思議な花火。
私的『アベ・コレ(安倍川花火コレクション)2002夏』はこの「もや」に決定。勝手に。

さて、花火の素晴らしさも然ることながら
私等の宴会場のすぐ前に陣取った家族連れが連れている白い小さなお犬様がまた役者だった。
花火を見ずに何故か人の顔ばかり見る。
花火を見ずに川原の草を食む。
最後には腹這いの姿勢で足を後ろに投げ出した悩殺ポーズをしてみせる。
更に時々足を組替えたりしている。
犬の関節というのはああもぺたっと伸びるものなんだと友が呟いた。本当に。

さて、犬に気を取られているうちに(笑)花火大会は終了。
そして私等は次の恒例行事に移行。花火大会の後の花火はまた格別である。
しかしながら、うちらのすぐ横で同じ様に花火をしていた大人数男女グループの花火マナーの悪さには閉口した。一度打ち上げが急にこっちの方に飛んできて驚く。その時は謝ってきたのだが、そのあとも打ち上げやロケットを持って走り回っているので、近くにいるこっちは気が気でない。
特に私は飛ぶ系の花火が苦手なものだからたまったものではない。
最後にはブチギレて直談判しようと思ったが、呼びかけに相手が気付かなかったのと、うち等の手持ち花火がもう終わりかけていたことからとっとと帰ることにした。
それさえなければ最後まで良い花火大会だった。
来年はまたもっと快適で豪華な花火鑑賞になるに違いない。

しかしながら会社帰りの連続自転車操業は疲れた。


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